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ハッピーワークの時代

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ロボットが人間の仕事を代わりにやってくれることを、

仕事を奪うとマイナスに考えるひとがいますが、

私は真逆のことを思っています。

 

ロボットが活躍する社会では、ひとびとは生活のために働く必要がなくなり、大きな自由を手にすることができると思います。

 

まず日本政府は最低限の食料(米や野菜などの必要な栄養素)をロボットで生産し国民に無償で提供します。

 

これでひとびとは基本的に餓えから開放されます。

 

ここが新しい時代の出発点です。

 

人々は生活のために働く必要がなくなる代わりに、自分のやりたいことをより真剣に考える時代がくると思います。

 

新しい時代でも、TVにでたい、芸人になりたい、歌手になりたいと思う人いるでしょう。いまは生活のために断念するしかないひとでも、人生が続くかぎり挑戦することができるようになります。

 

いくらロボットが農業をしているとしても、美味しいものを食べたい、作りたいという人間の欲求は枯れることがありません。農薬なしでリンゴを作る『奇跡のりんご』のように自分が食べたい、自分が食べさせたいひとのための農業をするでしょう。

 

料理が好きなひとは料理をするでしょう。でも、それはお金のためではなく、料理を作りたいひとのために作るようになります。ブラックな居酒屋で無理して働くことはありません。

 

お金はなくならないと思いますが、自分が使う以上の、お金のために仕事をするひとはいなくなります。なぜなら、お金によって得られる自由が目減りすることになるからです。

 

新しい時代においては、その人の価値はお金に左右されるのではなく、その人自身の魅力が反映されます。

 

昔は、それが武力でした。

 

武力のあるひとはその土地を平定し、自分の領土とすることができました。

武力で集団を形成して、武力でひとびとの階層を作っています。

豊臣秀吉のように気に入った女性は自分の思うがママになったのです。

 

いまは、それがお金になっています。

お金で集団を形成して、武力でひとびとの階層を作っています。

お金で愛は買えないといいますが、実際は、お金のない人が愛だけで生活することができないのも確かです。

 

新しい時代は、それが人の魅力になります。

魅力のあるひとの周りには、ステキな歌や美味しい農作物や料理、そして美しい女性が集まってくるでしょう。

 

結婚制度もなくなります。

結婚制度が必要なのは、子供を育てながら生きるためのコストが大きいからです。

契約によって男性と女性を縛る必要があるのです。

 

新しい社会においては、女性も男性も嫌な異性と一緒にいる必要はありません。

生きるために必要な食料は政府が保障してくれるからです。

 

魅力のある男性は、何人もの子供をもつことができるようになります。大奥のようにね。

 

いまの時代はどうやったら年収が上がるかと考える人が多いと思いますが、

新しい時代は、どうやったら自分の魅力が高まるのかを悩むことになるでしょうね。

 

残念ながら、ハッピーワークの時代が来ても、ひとびとの悩みは尽きることはないと思います。