第48回衆議院議員総選挙の投票前に
追記 途中で挫折したので未完成ですが、残しておきます
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総選挙のたびに、どんな気持ちだったのか、どんな気持ちで投票しようとしているのかを書き残したい意欲が湧いてきます。
今回の「第48回衆議院議員総選挙」では、①安倍首相の突然の解散、②小池都知事率いる「希望の党」の登場と、③民進党の瓦解、④立憲民主党の登場、この4つが印象的な出来事としてありました。
私は、支持政党はありません。毎回、その都度、考えて投票しています。
過去には、自民党、民主党、共産党、日本維新などざまざま政党に期待をかけて、投票してきました。
今回は、もうどこに投票するか決めていますが、健全な野党を応援するという意味で、ここに期待を込めて自分の気持ちを訴えたいと思います。
野党の失策について
総選挙のたびにもったいないと思うことがあります。それは、野党がアベノミクスに変わる経済政策を訴えないことです。
第一次安倍政権では、「戦後レジームの脱却」という戦後体制の変更を訴えていましたが、年金問題で国民の支持を失って崩壊しました。第二次安倍政権では、その時の問題点をしっかりと反省し、経済政策を優先しています。
民主党が政権交代を果たしたときは、「国民の生活が第一」と訴えていました。
国民が望んでいるのは、明らかに経済政策です。これが第一の関心事です。
あのとき政権交代を果たした民主党が民進党となって、「安保法制の反対」「憲法改正の反対」「もりかけ問題」という、国民の関心が高くても、「国民の生活が第一」ではない2番目以下の事柄にこだわってきたことは、もったいないと考えています。
アベノミクスはもうはじまってしまいました。これだけ多くのお金を使っているアベノミクスに急ブレーキをかけることを国民は望んでいないと思います。
アベノミクスは安倍総理の政策ですが、野党側から、私たちの方がアベノミクスよりも上手に、アベノミクスを遂行できると訴えたら風向きは変わったと思います。
アベノミクスは大企業ばかり恩恵を受けていて、消費者にはその果実が回ってこない、だからアベノミクスを止めよういう訴えでは、有権者の支持を得られないのです。
民進党の残念なところは「哲学」がないことです。もしかしたら、本当はあるのかもしれませんが、「もりかけ問題」に反対することに時間をかけすぎました。
本来なら、民進党が行いたい政策にこだわて、国会の質問をすべきでした。
(本来はリベラルではないと言われていますが)、民進党版のリベラルを希望するのであれば、女性の権利拡大という哲学に沿って、金子恵美衆院議員の公用車の利用を賛成すべきだったと思います。
安倍首相は男性ですから、当時の代表だった蓮舫さんは女性の代表として、女性の支持を集めるようなことを訴えるべきだったのです。
「希望の党」の準備不足について
小池都知事は「希望の党」を作るのが4年早かったと思います。今回は、若狭氏の応援だけに留めておけばよかったと思います。
安倍首相が辞めたあとの自民党の混乱を狙うべきでした。
また、我々有権者は、民主党時代の菅政権を知っていますから、総理1人だけでは政治が行えないことを知っています。
小池都知事が1人だけ目立っても、政権を奪える段階までの信頼は得られないことを認識すべきでした。
今回の総選挙は見送って、次の総選挙までに「希望の党」の哲学をしっかりとまとめ、そして、信頼できる腹心の政治家と信頼関係を醸成すべきだったのです。
小池都知事は自分のやりたいことを、やりたいように、やりたいと考えているようで、それが自分にとってベストだと考えているようですが、
そのために、小池さんが直前まで何をやりたいヒトなのか分からないリーダーとなっていることで、周りが困惑しています。
民進党の瓦解について
前原代表の裏切りによって、民進党は3つに分裂させられてしまいました。
私の気持ちとしては、たとえ、袂を分かつのなら、正々堂々とやって欲しかったです。
「希望の党」の小池都知事は、民進党の民進党は支持者のプライドを折ってしまいました。
政権は取れないかもしれないけど、民進党のことが好きで、民進党を応援していた人々の気持ちを傷つけてしまいました。
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ここまで