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はてなブックマークで伝えられなかったこと

アメリカが立ち直るかどうかは1%の富裕層にかかっている

トランプ大統領の入国禁止令が波紋を広げています。

 

これまで選挙中の公約は実は守らないのではないかと期待されてはいましたが、この大統領令で、どんややり方であっても公約を守る大統領であることを明確に宣言しました。

 

トランプ大統領の権力の源泉は99%の中間層と貧困層です。

彼らとトランプ大統領の気持ちを分断しなければ、こういった強引なやり方は続いていくと思います。

 

たとえ、トランプ大統領が任期をまたずに辞任しても、次の大統領も同じようなひとがなると思います。

 

アメリカは民主主義の国です。トランプ大統領を誕生させたのは民主主義の結果です。

 

トランプ大統領を否定するのであれば、アメリカは民主主義を否定するしかなくなります。

 

 

移民、難民の問題は「量」だと思います。

 

少数なら問題は起きないけど、大量になると許容範囲を超えてしまいます。

 

儲かってる企業や個人がタックスヘイブンを使って節税したり、正社員を非正規雇用に切り替えたり、そうした積み重ねが国民の生活の余裕を奪って民主主義の「怒り」を招いたと思います。

 

奪われた人々が、さらに奪われるかもしれないという恐怖心にさいなまれています。

 

彼らの生活の余裕をとりもどせなければ、トランプ大統領は次の4年も当選するし、かつ、次の大統領はトランプ以上になると思います。

 

しかし、私は、この今回の荒っぽい入国禁止措置がショック療法となって、世界の富豪たちの目覚めに繋がればと願います。

 

今回の入国禁止は7国だけですが、この最初の7カ国は、入り口なだけで、最終的には日本と同じように(原則としては)移民も難民も受け入れない国になると思います。

 

同じことを日本に置き換えると、貧しい国の人々がどっと日本に移民してきて、選挙権を持っている人の職を奪い、そして、税収があがり、健康保険料も上がっている状態です。

日本においても、外国人が生活保護を受けることに反発がありますよね。

 

こうした反発の元は、国民ひとりひとりが経済的に満たされていないことが原因です。

 

この怨嗟のエネルギーによって、人は排他的になっているのです。

 

国を立て直すのはアメリカの富裕層次第だと思います。トランプ大統領の権力の元を断ち切れるかどうかは、

 

これまでお金を稼ぎ貯めることをゲームとしてきた富裕層が、今後はトランプ大統領以上に雇用を創り出すことをゲームとすることにかかっていると思います。